あかねいろ Thousand Leaves! 完全版
3
私のパートナーは、30代女性のスーさんだ。
口と目を開けて、バラと空の間を見つめてる。
スーさんは、何しに来てるのか分かってない気がする。
ローズショップまで来た時だった。
車椅子から、
「ううっっ!」
と苦しげな声がした。
私、何かやっちゃった!?
スタッフさんが笑った。
「スーさん、ソフトクリームでしょー!」
「ううっ!」
…なんだあ!
「もちろん食べるから。安心して」
スタッフさんが肩を叩く。
「うう…う」
「バラのソフトクリームね!分かってますって」
口と目を開けて、バラと空の間を見つめてる。
スーさんは、何しに来てるのか分かってない気がする。
ローズショップまで来た時だった。
車椅子から、
「ううっっ!」
と苦しげな声がした。
私、何かやっちゃった!?
スタッフさんが笑った。
「スーさん、ソフトクリームでしょー!」
「ううっ!」
…なんだあ!
「もちろん食べるから。安心して」
スタッフさんが肩を叩く。
「うう…う」
「バラのソフトクリームね!分かってますって」