この俺が幽霊に恋をした!?


「まーーこーーちゃ……っと、危なぁ!?」


ブンッと思い切り回し蹴りをすると、
男子は心底驚いたらしく、目を真ん丸にして退いている。



「るせぇぞ! その呼び方すんなって言ってんだから、いい加減に黙れよ。
今度言ったら殺……~ってか、一生口聞かねぇ。……って、おい、俺の周りをぐるぐるすんなっ、目が回る! 」



「だって名前呼んでくれないんだもん」
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