君に会いたくて
思い出
小学校のころ
「っ好きです!」
私は大好きな優太に告白した
「、、、」
ドキドキと胸の鼓動が聞こえちゃいそう
「ごめん、、、」
「え、、、?」
ふられた?

「他に好きな人がいるんだ」
「っ」
声が出なかった
「、、、うん、、、本当のこと言ってくれて、、、ありがとう」

家に帰ってすぐ私はベットに潜り込んだ
「っふえぇぇん」
ふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられた
そんなことだけが脳内の中にあった
「私はどう頑張っても好きな人にはなれない!!わかってる!」
バンッ!
枕を思いっきり投げたそれでも現実は変わらなくて今度はまた悲しくなってきた
「ふえぇぇぇん!嫌だよぉ!諦めきれないよぉ!」
次の日
「突然ですが優太さんが転校することになりました」
この瞬間クラスがすごいざわついたはずなのに私は何も聞こえなかった
「え?、、、嘘、、、」
「突然ですいません親の転勤で沖縄に引っ越す事になりました」
「お、、、沖縄?」
沖縄って九州の沖縄ってこと?嘘でしょ?


あれから十年
ゴォォォォ私は今飛行機の中にいる
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