ウェディングロマンス~誓いのキスはふたりきりで~
「……俺もだよ」
響さんが私の耳元で、短くそう呟いた。
その声に、思わず、え?と聞き返してしまう。
「俺が今までどれだけ我慢してたと思ってるんだよ」
ちょっと不貞腐れたような声を聞いて、私はほんの少しだけ冷静になる。
そして、気がつく。
触れ合った胸から、響さんの鼓動が伝わってくる。
それは私ほどじゃないけど、確かにちょっと速くて高鳴っていた。
「……萌の前では、俺だって緊張する」
「響さん……」
「本当は、優しくする余裕だってない」
ぶっきら棒な言葉が、何よりも素直に感じた。
それを誤魔化すように、響さんが私の首筋に唇を這わせて、そのまま鎖骨に、胸元に移動していく。
「あっ……!」
胸元に感じる唇に、私の身体は大きく仰け反った。
私の反応に満足したように、響さんはちょっと意地悪に、私の身体に愛撫を繰り返して行く。
「ふ、あっ……」
漏れてしまう声を抑えられないまま、私は響さんに溺れて行く。
重なり合った鼓動が共鳴して、いつしか一つになっていく。
響さんがくれる繊細な刺激に、私の全てが支配されて行く。
それは私にとって、幸せ過ぎる感覚で。
私はもう、響さんのことしか考えられない。
響さんが私の耳元で、短くそう呟いた。
その声に、思わず、え?と聞き返してしまう。
「俺が今までどれだけ我慢してたと思ってるんだよ」
ちょっと不貞腐れたような声を聞いて、私はほんの少しだけ冷静になる。
そして、気がつく。
触れ合った胸から、響さんの鼓動が伝わってくる。
それは私ほどじゃないけど、確かにちょっと速くて高鳴っていた。
「……萌の前では、俺だって緊張する」
「響さん……」
「本当は、優しくする余裕だってない」
ぶっきら棒な言葉が、何よりも素直に感じた。
それを誤魔化すように、響さんが私の首筋に唇を這わせて、そのまま鎖骨に、胸元に移動していく。
「あっ……!」
胸元に感じる唇に、私の身体は大きく仰け反った。
私の反応に満足したように、響さんはちょっと意地悪に、私の身体に愛撫を繰り返して行く。
「ふ、あっ……」
漏れてしまう声を抑えられないまま、私は響さんに溺れて行く。
重なり合った鼓動が共鳴して、いつしか一つになっていく。
響さんがくれる繊細な刺激に、私の全てが支配されて行く。
それは私にとって、幸せ過ぎる感覚で。
私はもう、響さんのことしか考えられない。