「光と闇」~その真の姿とは~ <完>
大人たちの話し合いで、止まない雨は闇の巫女が悪いという事になりました。


そして、双子は大人たちに引きずられ、村の祭壇へと連れて来られたのです。

勝手に祭事が始まります。


双子の目の前で、今まで行った事のない祭事が進んでいきました。


やっと祭事が終わったかと思ったその瞬間、ひとりの女が殺されました。


たった一人の家族の目の前で…

多くの勝手な大人たちの手によって、何の罪もない女が、勝手に“闇の巫女”と名付けられたが為に、命を奪われてしまったのです。

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