sleeping story
再び~dream~
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(っはぁ…)
現実での勉強の疲れがまだ記憶に新しい
私は前みたいにまた辺りを見渡した
お目当ての人物はすぐに見つけることが出来た
(夏佳!)
すると夏佳は安心したように顔を綻(ほころ)ばせた
(未亜さん!急に現実世界に戻ってしまうから心配しましたよ?)
(ごめんごめん。私も続きが気になって仕方なかったよ あ、あと私あんまり固いの好きじゃないからもっと口調くずしていいよ。)
元から私は敬語というものが好きではない。夏佳にも同じ感情を抱いたため私は言った
すると夏佳は
(ありがとう。じゃあ遠慮なく それでね早速本題に入るんだけど 今この村はある物が無くなってしまったの。)