sleeping story

(じゃあ、支度してこなくちゃね)


夏佳は1度家に帰ろうとするが、少し悩んで足を止めた。


(やっぱりいい、そのまま行く)


思い詰めた表情の夏佳を見て私は聞く


(本当にいいの?)


(いいの、私が決めたことだし。)


(そっか)


そう言って私達がある物を探しに行こうとした時、急に視界が反転した。
< 14 / 17 >

この作品をシェア

pagetop