蒼き瞳~月の姫と悪魔~


リノン「そうはさせないわ!
これ以上先には行かせない!」


俺の行く手にリノンが立ちふさがった


キィンッ



華夜「あなたの相手は私だ!」



リノン「ちっ!」



ありがとう母さん!
俺はそのままリノンを通り過ぎた


リノン「ウジ!サジ!そいつを止めるのよ!」


ドンっという地鳴りと共に俺の前に2匹の鬼が立ちふさがった


冬夜「鬼っ!?」


しかも巨人!
けど俺は真っ直ぐ鬼に向かって走り続けた



ウジ「ここより先には進ませないでぇっ!」



右と左がら同時に巨大な金棒が俺に向かって振り下ろされた



"信じて真っ直ぐ進みなさい"


俺は母さんの言葉を信じて止まらず走りつづけた



金棒との距離が残り数センチの時
突然鬼達が吹き飛ばされた


エマ「冬夜様の邪魔はさせません!」



冬夜「エマ!ナギサ!」



鬼を止めたのはエマとナギサだった



エマ「こいつ等は私達が止めます!」


ナギサ「お前は先に行け冬夜!」



俺にはこんなに仲間が居る…



冬夜「ありがとう!」




杏…待ってろ
今助けに行く!

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