蒼き瞳~月の姫と悪魔~

華夜「リノン、もうあなたの好きにはさせない
ここで今度こそあなたを殺す」


リノン「ふふっ、殺すですって?
その状態で勝てると本気で思ってるの?

上手くいったわ
力のないあんたなんか簡単に殺せる」



母さんとリノンが互いに睨み合う

母さんは息が上がってる
ここまでがリノンの計算!


母さんの様子を見てリノンは余裕の表情だ
緊迫した空気が流れる


華夜「…そこから降りなさい
そこには私の仲間達が眠ってる!
それに手を出すのは許さない!」



リノン「そう…これはあなたにとって大切なもの…ならこれはあなたの弱点になる!」



慰霊碑の上に立ち上がったリノン



華夜「何をする気!!」



冬夜「皆、気を抜くな!!」



リノン「…長い研究の末ようやく手に入れた禁魔術…これが私の最大の魔法よ…」




リノンが呪文を唱えると地面が小さく揺れ始めた



華夜「―――…!?」




なんだっ何が起きてる!





リノン「―死者蘇生!!!」

< 194 / 230 >

この作品をシェア

pagetop