蒼き瞳~月の姫と悪魔~
華夜「リノン、もうあなたの好きにはさせない
ここで今度こそあなたを殺す」
リノン「ふふっ、殺すですって?
その状態で勝てると本気で思ってるの?
上手くいったわ
力のないあんたなんか簡単に殺せる」
母さんとリノンが互いに睨み合う
母さんは息が上がってる
ここまでがリノンの計算!
母さんの様子を見てリノンは余裕の表情だ
緊迫した空気が流れる
華夜「…そこから降りなさい
そこには私の仲間達が眠ってる!
それに手を出すのは許さない!」
リノン「そう…これはあなたにとって大切なもの…ならこれはあなたの弱点になる!」
慰霊碑の上に立ち上がったリノン
華夜「何をする気!!」
冬夜「皆、気を抜くな!!」
リノン「…長い研究の末ようやく手に入れた禁魔術…これが私の最大の魔法よ…」
リノンが呪文を唱えると地面が小さく揺れ始めた
華夜「―――…!?」
なんだっ何が起きてる!
リノン「―死者蘇生!!!」