蒼き瞳~月の姫と悪魔~

華夜「リノンが杏の後を追いかけた始めた…
しぶとい人ね」


簡単に止血をして私達はすぐに2人の後を追いかけた



エマ「冬夜様は大丈夫でしょうか
相手は柚綺様ですよ」



華夜「…柚綺の強さは私が良く分かってる
だけど冬夜の強さも分かってる

大丈夫、そう簡単に冬夜はやられない
でも油断は出来ない
リノンもまだ何か企んでるかもしれない
急ぎましょう!」



その頃――…



――くそ!何で当たらない…!



いくら最強と言われた父さんが相手でも俺だってずっと修行して強くなったはずなんだ


なんなんだこの差は…!



杏「冬夜!!」



冬夜「…杏!?何でお前が居る!」



杏「私、助けに来たの!私も一緒に戦う!!」



――この魔力!余計なのまでついて来たな!



冬夜「杏!!伏せろ!」




杏「えっ―」



俺はすぐに杏をかばった
その直後俺達の真上を斬撃が飛んでいった



杏「この魔力…まさかっ!?」



冬夜「…リノンだ!」



こいつ…こんな時に!




リノン「良く交わしたわね」




杏「リノン様!」



リノン「何を驚いてるの?
まさかあれで私を倒したつもり?
さっきはよくもやってくれたわね

2人まとめてここで殺してあげる!」

< 206 / 230 >

この作品をシェア

pagetop