蒼き瞳~月の姫と悪魔~
第2部 決着の時

華夜「まずは父さんをやる。大丈夫ね冬夜」



冬夜「やらなきゃならないんだ」



正直…胸が痛い

俺はずっと母さんと父さんと一緒に過ごすのが夢だった…


でも今は父さんを殺す…!



リノン「これでも殺すつもり?」



パチンと指を鳴らしたリノン



華夜「…この感じ夜光の時と同じ
どこまで馬鹿にするの!」



なんだ?父さんの様子が変わった…



柚綺「…どこだここ……お前…華夜か?」



……父さん!?

魔女はこんな事もできるのかよ!
ますます戦いにくくなった!



リノン「さぁどうするの?」



華夜「久しぶり…柚綺」



柚綺「華夜が居るって事はここは月か…?
……?華夜の隣に居るのは?」



母さんは淡々と父さんと話している
俺とは覚悟が違う…

いや…微かに震えてる
母さんも動揺してるんだ…


その時俺は父さんと目があった


柚綺「…お前…もしかして冬夜か…?」



………!



華夜「そう、あれから16年経ったの」



冬夜「父さん!俺っ…」



柚綺「…そうか16年……
大きくなったな冬夜…」
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