蒼き瞳~月の姫と悪魔~

柚綺「霊力は大丈夫か、華夜」



華夜「これだけあれば充分戦える」


俺達はそれぞれ刀をとり霊力を解放した

それと同時に凄まじい風が巻き起こった



杏「――…なにこれ…」


エマ「あれは…3人のオーラが揃うなんて…」
(柚綺様の黒のオーラ…姫様の赤いオーラ、そして冬夜様の金色のオーラ…
ここに居ても伝わるすごい霊力…

姫様もあれだけの霊力でここまでの力を出せるなんてっ)




リノン「何をしたって無駄よ!」




柚綺「行くぞ」



華夜「うん!」

冬夜「あぁ!」



これで終わりにするんだ!!



リノン「行くのよ!あいつら全員皆殺しよ!」



リノンの合図と同時にドラゴンがこっちに向かってくる



柚綺「華夜は右の奴を頼む」


華夜「了解!」



先に父さんと母さんが飛び出していった



華夜「…奥義…紅・花吹雪!!」


星蘭に母さん自身の血を流しその刀で敵を斬る大技…
斬られた敵は花吹雪のように散る

…俺も見るのは2回目だ



柚綺「俺の最大の攻撃だ
かわせるもんならかわしてみろ――爆雷撃!!」



一振りで雷のようなでかい斬撃がドラゴンに向かう


…でもドラゴンはかわしてしまう



柚綺「それで逃げたつもりか」



そう言うと父さんは指を動かした

すると斬撃は屈折し再びドラゴンに向かってそして直撃した

ドラゴンは丸焦げになり倒れた


…すごい威力だ
それにあんな事も父さんはできるんだ




道は出来た!次は俺の番だっ


< 215 / 230 >

この作品をシェア

pagetop