蒼き瞳~月の姫と悪魔~

一撃でドラゴンを倒すなんてやっぱり2人は俺の憧れだよ



リノン「なっ!たった一撃であのドラゴンを!?」



冬夜「お前の相手は俺だ!!」



リノン「あんたみたいなガキに私を殺せると思うな!」


リノンは呪文を唱え反撃をしてきた

近くにある岩が浮き上がり俺に向かって飛んできた



リノン「あはははっ!潰れろ!」



ドカンッ…


その岩を父さんと母さんが次々に切り裂いた



柚綺「こいつの邪魔はさせねぇ」



華夜「子を守るのが親の役目でしょ?」



……ありがとう父さん、母さん




リノン「くそ…!!」



俺も大技で決めてやる!


皆を…大切な人を守る為に強くならなきゃいけないと思った


修行して習得した俺の一番の大技だ!



エマ「冬夜様の…星蘭までが金色に光ってる」


ナギサ「霊力も今までとは比べものにならないぞ!」




杏「…冬夜……」



その場に居た全員が冬夜を信じて祈った




リノン「ならこっちも最強の魔法で終わりにしてあげるわ!魔術!ホワイティングスター!」



なんだあの白い球体……
あれ自体に凄い魔力が練り込まれてる


でもひるむか!



冬夜「………奥義――……」

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