蒼き瞳~月の姫と悪魔~

華夜「どうしたの冬夜?」


冬夜「聞いてよ母さん!
この間の修行で俺父さんに殺されかけたんだ!」


柚綺「大袈裟なんだ冬夜は」



華夜「ふふっ
まだまだ父さんには叶わないのね冬夜」



冬夜「うん…でもいつか父さんも超えるんだ!」



柚綺「やってみろ」



華夜「―幸せね…まさかこんな日が来るなんて思ってもみなかった
…皆ありがとう」


私が言うとみんな笑顔で返してくれた


――数日後


エマ「姫様!柚綺様!妖魔が現れました!」



柚綺「すぐに行く」


華夜「この妖力…暴れん坊の悟空ね」



冬夜「暴れん坊の悟空ってあの猿妖魔か」




華夜「エマ、光々那と深木を頼んだよ」



エマ「はいっ、光々那様、深木様。こちらへ」



冬夜「杏は娑柚と一緒にいて」



杏「冬夜、気をつけて」




華・柚・冬「行ってくる!」



悟空「出てきたな伝説の3人!
月の華夜姫!かつて魔王ルイスの柚綺!
そしてその子どもの冬夜!
がははは!こりゃぁすげぇ!

伝説になるのは俺様1人で充分だ!
ここで全員ぶち殺してやる!」



冬夜「…すごい気迫だな」



華夜「ぶち殺すらしいわよ」



柚綺「へぇ、やれるもんならやってみやがれ
俺達は…」




華・冬・柚「あんたには負けない!!」



―――俺達は守るものがある限り戦い続ける!!!




*おわり*
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