蒼き瞳~月の姫と悪魔~
燃え上がる炎を私はただ静かに眺めていた

皆…死んでしまった
あの紅羽様と伊那様まで…

私とエマ意外全滅だなんて…
ただの悪魔に殺られるわけない

恐らく…あの男が…全部…



………私の横でエマが涙を流しているのが分かった



だけどすぐに涙を拭い真っ直ぐ炎を見つめていた



きっと…エマは如月の事を…それなのに…



華夜「…エマ」



エマ「はい…姫様」



華夜「…これより私が月を納める現継承者とする
ここは…新たな光を目指し進むものとする」




エマ「…私はどこまでも姫様について行きます」



私は新しい王になった
それと同時に決意した


皆の敵は私がとる
魔王ルイス……必ず私の手で殺す!
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