蒼き瞳~月の姫と悪魔~
*ルイス*


ルイス「はあ…はあ…カハ…」


くそ…こんな雑魚妖怪にこの俺がここまで…っ


血が止まんねえ
血が流れ出ていると同時に力も抜けてくみてたいだ


まだ力は封印されたままだし…

力さえ使えればこんな奴すぐに殺してやるのに…っ



妖魔「ふん、ざまあないな。これで終わりだっ」



…殺られる!

その時俺の前に1人の女が現れた


華夜「…トドメを刺すなんて感心しないわね」



妖魔「何だお前」



華夜「あなたみたいな奴に名乗る名は持ってない」



妖魔「すましやがって…
でもお前良い魔力の匂いがするな」




……思い出した!
こいつあの時の月の住人だっ



俺がそんな事を考えてると妖魔は月の姫に飛びかかって首筋に噛みついた




華夜「くっ…………」





な、なんでだ
これくらいの攻撃こいつがよけられないわけがない


なのになんで避けなかった…






…それより早くここから逃げねえと

俺も悪魔だ
こいつの後に排除されちまう


だがこの傷じゃ…こうしてるのもやっとなのに…



どうする…


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