蒼き瞳~月の姫と悪魔~
伊那「行きなさいっ!」
エマ「姫様、夜光様こちらへ!」
夜光「華夜!いくぞっ」
俺は華夜の手を引っ張る
華夜「……っみんなどうかご無事で…!」
華夜は辛そうな表情で言い残した
華夜の気持ちは痛いほど分かる
俺だって悔しい
だけど紅羽様と伊那様は分かっていたんだ
敵にどれだけの力を持った奴が居ることを
だから俺達を逃がした
俺達が死ねば月は…
皆…死なないでくれよ…
俺は華夜、エマ、如月と一緒に裏から城を後にした
しかし後ろから追ってくる
あの人数を突破して来たのか…
くそっ
そして一瞬で俺達の前に姿を現した
……!
後ろに居たはず!
早いっ
なんだ普通の悪魔とは動きが違う!
悪魔「死ねえっ」
…しまった!!
キーンっ―…
エマ・如月「お2人に手出しはさせません!」
悪魔「なんだお前等は
しかもなんで雪女がここにいる」
如月「ここは俺達が食い止めます」
エマ「お2人は先に行って下さいっ」
華夜「駄目よエマ!私も一緒に戦うっ」
華夜は星蘭のさやを抜いた
星蘭は月から作られた悪魔を浄化出来る妖刀
この刀も代々受け継がれてきたもの
エマ「いけません姫様
私達は姫様を守るのが使命です」
如月「夜光様早く行って下さい
こいつ等を排除したらすぐに行きます」
…俺達はどれだけ沢山の者に守られているのだろう
今、俺達が死ねば月は滅びる…
誰かが犠牲になっても俺達は生きなければならない
ひどい定めだ
俺達は力があるのに何もできない…
夜光「…絶対追い付いて来いよ」
如月「分かってます」
俺は華夜を連れて先に行った
エマ「姫様、夜光様こちらへ!」
夜光「華夜!いくぞっ」
俺は華夜の手を引っ張る
華夜「……っみんなどうかご無事で…!」
華夜は辛そうな表情で言い残した
華夜の気持ちは痛いほど分かる
俺だって悔しい
だけど紅羽様と伊那様は分かっていたんだ
敵にどれだけの力を持った奴が居ることを
だから俺達を逃がした
俺達が死ねば月は…
皆…死なないでくれよ…
俺は華夜、エマ、如月と一緒に裏から城を後にした
しかし後ろから追ってくる
あの人数を突破して来たのか…
くそっ
そして一瞬で俺達の前に姿を現した
……!
後ろに居たはず!
早いっ
なんだ普通の悪魔とは動きが違う!
悪魔「死ねえっ」
…しまった!!
キーンっ―…
エマ・如月「お2人に手出しはさせません!」
悪魔「なんだお前等は
しかもなんで雪女がここにいる」
如月「ここは俺達が食い止めます」
エマ「お2人は先に行って下さいっ」
華夜「駄目よエマ!私も一緒に戦うっ」
華夜は星蘭のさやを抜いた
星蘭は月から作られた悪魔を浄化出来る妖刀
この刀も代々受け継がれてきたもの
エマ「いけません姫様
私達は姫様を守るのが使命です」
如月「夜光様早く行って下さい
こいつ等を排除したらすぐに行きます」
…俺達はどれだけ沢山の者に守られているのだろう
今、俺達が死ねば月は滅びる…
誰かが犠牲になっても俺達は生きなければならない
ひどい定めだ
俺達は力があるのに何もできない…
夜光「…絶対追い付いて来いよ」
如月「分かってます」
俺は華夜を連れて先に行った