蒼き瞳~月の姫と悪魔~
柚綺「明日は星を見に行こう
いつもの場所で待ってる」
昨日キスした後柚綺はそう言い残して帰っていった
そして私は待ち合わせの場所に来ていた
…そこで何か引っかかった
今日は悪魔や妖魔達の動きが全く感じられない
今まではそんな事も少しあったけど最近は毎日現れていたのに…
おかしい…何だか胸がざわめく…
柚綺「華夜っ」
柚綺に呼ばれて我に返った
柚綺が来た事で私はどこか安心出来た
何かが始まっている事にも気づかずに…
しばらく2人で夜空を眺めながら会話をしていた
キラキラ輝く星が綺麗で繋いでる手が暖かくて
このまま…ずっとこのままで居られたらどんなに幸せなんだろう
柚綺「…華夜聞いてほしい事があるんだ」
柚綺は真剣な目で私を見ていた
柚綺「俺…本当は……」
妖魔「見つけたぞ!華夜姫!!」
華夜「!?」
よ、妖魔……!!