蒼き瞳~月の姫と悪魔~
ドカンっ…
妖魔の攻撃を私達は紙一重で交わした
どうゆうことなの!?
妖魔の気配は全く感じられなかった
あそこまで近づいていたらいくらなんでも気付く…
柚綺「華夜!来るぞ!!」
妖魔「狐火!」
ぼーっとしていて反応が遅れた!
とっさに避けようとしたけど…
華夜「!!?」
体がいつものように動けないっ…
しまった……!
柚綺「華夜!!」
そのまま避けることが出来ず右足に攻撃が直撃した
華夜「あぁぁぁっ!」
ジュー…と焼ける音がする
熱い……!
どうゆうこと…っ
体がいつものように動かない…
これぐらいの攻撃避けれないはずが…
妖魔「トドメだ!大狐火!!」
…さっきよりも大きい!
こんなの食らったら……
立ち上がろうとするが右足がズキンと痛む
華夜「ぐっ…」
妖魔「食らえ!」
―――…っ…
ザンッ…
柚綺「…雑魚が」
妖怪は柚綺の手によって殺された
柚綺「華夜!大丈夫か!?」
柚綺はすぐ私の所に駆け寄ってくれた
華夜「柚綺…」
柚綺が居なかったらどうなってたか…
柚綺は足の火傷を見ていた
柚綺「…ひでえな…すぐ手当てしねえと
エマんとこ行くぞっ」
そう言って私を抱きかかえて月に向かう
…一体どうしたの私……