蒼き瞳~月の姫と悪魔~
夢を見ていた
私はまた慰霊碑の前に立っていた
華夜「またこの夢…」
分かってる
ちゃんと仇はうつから…
夜光「華夜…」
華夜「夜光…ごめんなさい…私のせいで…」
だから…もう…
夜光「か……ゃ…も…すぐ……悪魔達が…攻めてく…る」
…いつもの夢と違う!
それに……
華夜「どうゆう事なの!?」
夜光「ル……イ…ス」
華夜「何?聞こえないよ!」
夜光「…ず…き…気を…つけろ……
た…たか……え…華夜
い…………きろ……」
華夜「夜光!!」
そうして夜光は消えていった
そこで夢が終わった
何を言いたかったの…?
途切れ途切れでよく分からなかった…
これから…何が起きるの…?
エマ「姫様!柚綺様!目を覚まされました!」
最初にエマの顔、そして柚綺も心配そうに
覗き込んできた
柚綺「華夜、大丈夫かっ」
華夜「うん…」
私はゆっくり起き上がって右足を見た
綺麗に包帯が巻かれていてもう痛みもなかった
エマ「柚綺様が連れてきてくれてすぐに対処が出来ました
もう少し安静にしていれば大丈夫です」
華夜「ありがとう…柚綺もエマも」
柚綺「…にしてもどうしたんだ
あれくらいの攻撃を直撃するなんて」
エマ「…何があったんですか?」
…私は右手を正面に向けて結界を作ろうとした
だけど……上手く作れなかった
………まさか…