蒼き瞳～月の姫と悪魔～

＊エマ＊

姫様が助けてくれたこの命
姫様を守る為私は戦う


あの方には指一本触れさせない


如月｢でもエマが一緒で心強いよ｣


こんな時でも私に笑いかける如月



エマ｢呑気な事言ってる場合じゃないでしょ｣


相手は3人




如月｢…夜光様の前では格好つけちゃったけど…俺に出きるかな｣



急に弱気になる如月
如月の事は昔夜光様から聞いたことがある

落ちこぼれと言われ心を閉ざしていたと…




エマ｢なに弱気になってるの
如月は強いんだから自信持って
私はちゃんと知ってるから｣



如月｢エマ……｣



ｴﾏ｢足手まといは許さないからね｣




如月｢了解!｣




―…悪魔｢ぎゃぁぁっ…!｣



1人仕留めた!…あと2人!


しかし一瞬の隙を悪魔は逃さず襲いかかってきた



悪魔｢遅いっ!｣



2人の悪魔同時に後ろを取られた
今から防いでも間に合わない


だけど私は1人で戦っているんじゃない


ザクッ…

悪魔の体が真っ二つに切られた




如月｢エマには手を出させない!｣




如月は鎌使いで鎖鎌や大鎌など様々な鎌を使える



如月｢エマ大丈夫!?｣




エマ｢如月のおかげでね
なかなかやるじゃない｣



私が言うと如月は嬉しそうに笑った