蒼き瞳~月の姫と悪魔~

戦闘が始まってからどれくらいたっただろう…
敵はもう半分以下になっていた


私達はほぼ無傷だった
戦闘部族の悪魔が聞いて呆れる


その様子を見ていたヨモギは…



ヨモギ「どうゆう事だ!相手はたった2人だぞ!何を手間取っているんだ!」



このままでは私の計画がっ



ルイス「……マンダお前が行ってこい」


今まで黙っていたルイスが口を開いた


マンダはルイスの次に魔力が強い悪魔だ


ルイス「マンダてめえ分かってるよな
他の奴らみたいに無駄死にしやがったら俺がお前を殺すぞ」



マンダの背筋に寒気が走る
ルイスの狂気はものすごいものだった



ヨモギ(ハハッ…これだ…この目を待っていた
他の奴らが死んでもこいつさえ居ればっ)


戦っている中他の悪魔と違う大きな魔力を感じた


目の前には1人の悪魔が私を睨んでいた


何こいつ…
他の奴らとは違うし魔力も桁違い…

こいつは…少し時間がかかりそう…


その悪魔はぐんっとこっちに向かって来た


来るっ!
そう思い構えていた

しかし悪魔は私を素通りしていった


マンダ「まずは雪女からだっ」


しまった狙いはエマ!



私はすぐに後を追った
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