病院は大嫌いでも、先生は『大好き』


ーガラッ




『おはよー!  眞子』





『あっ  おはよー!』






教室に入って親友の眞子に挨拶をした。






眞子はわたしの唯一の友達。







みんなわたしが病気だから近づいてこないけど眞子だけは違う。






眞子はわたしが病気だからとかを気にしないで仲良くしてくれる。






眞子のおかげで学校が楽しい。






『遥香、今日具合悪いでしょ?』







えっ バレてる?






『悪くないよ……』






『嘘つかないでよ。 顔色悪いよ』






『いや、そんなことないよ。 こんなに元気だし』






『じゃあ、辛くなったら言ってね』





『…うん』





そう言って席についた。





本当は今にも倒れそうだけど病院には行きたくないから我慢している。




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