不良vs一匹狼~喧嘩を越えた最強の絆~
「なんや、その言い方!変な勘違いしないでくれへん!?」

「へー」

「ええかげんにしろ!俺はただ、この土地に興味があったんや…でも!1人で行くのはいくらなんでも心細いやろ?諦めようとしていた時、コイツが引っ越すていいはったんや」

「ふーん…そうなのか?優」

「あ、あぁ…」

めずらしい…

優がぼーとしてるなんて…

「ねぇねぇ!興味って何??」

いつの間にか戻ってきた犬逸が順平に聞いた。

「ここは強い族の溜まり場やて聞いとったんや。あっちは弱い奴らしかおらへん」

「まぁ、あっちは全部潰して来たし」
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