先生は救世主




「明梨嗄、たんこぶできてる。冷やそうか。」


「えっ、でも、そしたら時間が……。」


「いいって、そんなこと。
それより、明梨嗄の方が大事。」


「……うん。ごめんね。」


「いいよ。
ちょっと待ってて。氷、貰ってくる。」


慶助さんは、氷を貰いに、部屋を出た。

そして、少しして戻ってきて、氷を袋に包んで、さらにタオルで包む。



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