先生は救世主




「痛み、マシになった?」


一旦、氷を頭から離した。


「うん。」


「どっか行く?」


「うんっ!」


「じゃあ、行こうか。
バレないように、少し遠出しよう。」


あたしは、勢い良くうなずいて、慶助さんと部屋を出た。



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