先生は救世主




「うん。
そしたら今度は、泳ごうね。」


「やっぱ、泳ぎたかったんだ?」


「まあ、少しは。

でも、この海見られてよかった。
泳ぐよりも、何十倍も楽しかった。」


「よかったな。」


「うん。」


こうしていると、教師と生徒だってことを、忘れてしまう。
なんで、こんな形で、出会っちゃったんだろう。



< 130 / 380 >

この作品をシェア

pagetop