先生は救世主




美咲さんがそう言うと、周りの子たちが、バケツに水をくんだ。

……まさか、水をかける気?


そのまさかは的中。

バシャバシャッ

と、勢い良くあたしの体に水がかかった。


「ふふっ、いいザマね。
さあみんな、行こうか。」


美咲さんと一緒に、周りの子たちも去っていった。



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