先生は救世主




「なにニヤけてんの?」


「べ、別にニヤリけてないっ!
じゃあ、慶助さんの分も作るね。」


「ありがとう。」


あたしは、慶助さんの言葉で赤くなった顔を隠すために、キッチンへ向かった。


出来上がったときは、既に15時をすぎていた。



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