先生は救世主




そして放課後。


バレたらもう、隠す必要はない。

ってことで、慶助さんが迎えに来た。


「帰ろ、明梨嗄。」


「一緒に帰るの?」


「嫌ならいいけど。」


「嫌なんかじゃないけど、いろいろと大丈夫?」


「どうせ明日で切られるし、最後くらい自由にしてやる。」



< 292 / 380 >

この作品をシェア

pagetop