先生は救世主




「……そっか。」


「ああ。
んじゃ、帰ろう。」


「うん。」


そんな感じで、帰ろうとしていたあたしたちのもとへ、
というか、慶助さんのもとへ、大勢の女子生徒がやってきた。


「先生、やめちゃうんですか?」


「嫌です。やめないでくださいっ!」


そんな声がほとんどだ。



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