先生は救世主




そして、早くも本番当日。

あたしは、学校で、慶助さんが来るのを待っていた。
約束の時間を過ぎても来ない。

もうちょっと待とう。

そんなあたしの元に、電話がかかってきた。


「もしもし。」


『俺。
悪い、仕事入った。』


「えっ。」



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