先生は救世主




あたしが聞くと、少し考えるようなそぶりをみせる。


「完全にカンだな。
兄貴と明梨嗄見てたら、兄貴の性格からして、多分そうだろうなって。」


「そうなの?なんかすごいね。」


「まあ、兄貴だし。
昔から知ってるからな。」


そっか。
生まれたときあたりから、ずっと一緒か。


「いいな。」


「なにが?」



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