先生は救世主




すると、先生もちょうどこちらを見ていて、目が合った。

慌てて、目を逸らす。


「柊さん。」


先生に名前を呼ばれる。
なんで!?


「はい。」


目を逸らしたまま、返事をする。


「日直でしたよね?
後で職員室まで、プリント取りに来てください。」


「……はい。」


そういえば、日直だった……。
忘れてたよ。



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