先生は救世主




そして、休み時間。


コンコン


「失礼します。」


「あ、柊さん。
これ、お願いできますか?」


「はい。」


あたしが、プリントを持って出ようとすると、


「よかったです。
無事に登校できたみたいで。」


すれ違いざまに、耳元でそう言われた。



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