先生は救世主




「さ……明梨嗄。」


名前を呼ばれて、目が覚める。


「ん……朔也?」


「起きた?」


いつの間にか、寝てしまっていた。

起きると、すごく近い位置に朔也の顔がある。
朔也の肩に寄っかかっていたみたい。


「あっ!ごめん……。朔也。」


「別に大丈夫。
それより、着いたって。沖縄。」



< 76 / 380 >

この作品をシェア

pagetop