先生は救世主




「僕はもう、柊さんの夫です。
それでも、ダメって言うんですか?」


「……わかりました。
じゃあ、一着だけ持っていきます。
それでもいいですか?」


「はい、もちろんです。」


あたしは、本当に必要なものだけを、先生の車に詰め込んで、
先生と一緒に、部屋の解約を済ませ、先生の家へ向かった。



< 8 / 380 >

この作品をシェア

pagetop