大坪は、愛しているのでございまするッ!
『グフフウウウウ…
やはり、5時間も、
待ったかいがあったでござるねえ…』
もう時計の針は、
午前5時を指している。
健康的な人は、
ウオーキングをしている事だろう。
ちゅんちゅん、と「朝ですよー!」
と伝えるかのように小鳥達が鳴いた。
「おや、小鳥たちも…二期の始まりを
祝福してるのでござるか!」
真っ暗だった部屋は、
少女がカーテンを開けるとともに
少しまぶしい明かりを入れた。