ラブレッスン
後ずさって距離を取った私を面白くなさそうな顔で眺め、





『だって由宇さん、メールの返信面倒だって言ってたでしょう?

メールしても返事来ないんだろうなって思ってたから直接来たんです。』





悪びれもなくそう言って来た。







「あのねぇ!じゃあ何のためにメールなんてしてきたわけ?」






『突然行ったら慌てるかなって思ったんです。
メール来てからだと心構えも出来るでしょう?』





…全く出来ませんでしたけど!それどころかかえってどうしようかとハラハラして心臓に悪すぎるわ!






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