ラブレッスン
「ーーッ!!ありがとう!!」
そう言った私を一瞬驚いた顔で見て、フワッと微笑んだ。
『やっと…』
「え?」
『やっと笑いかけてくれましたね。』
とても恥ずかしい所を見せたかの様に思えて、顔が赤くなっていくのを感じた。
「う、嬉しいことがあればそりゃ笑うわよ!
もしかしたらしおりの片割れが戻ってくるかもしれないんだから。」
諦めてた半分のしおりが私の手元にまた戻ってくるかもしれないんですもの。
『はは。ですよね!嬉しかったら笑う。
当たり前の感情ですよね。
…見つかるといいですね。由宇さんの探してる相手。』
そう言った結城歩の顔は何ともいえない顔をしていたけれど
私は僅かの望みが出てきた嬉しさが勝っていて、
その意味を理解しようなんて思いもしなかった…
そう言った私を一瞬驚いた顔で見て、フワッと微笑んだ。
『やっと…』
「え?」
『やっと笑いかけてくれましたね。』
とても恥ずかしい所を見せたかの様に思えて、顔が赤くなっていくのを感じた。
「う、嬉しいことがあればそりゃ笑うわよ!
もしかしたらしおりの片割れが戻ってくるかもしれないんだから。」
諦めてた半分のしおりが私の手元にまた戻ってくるかもしれないんですもの。
『はは。ですよね!嬉しかったら笑う。
当たり前の感情ですよね。
…見つかるといいですね。由宇さんの探してる相手。』
そう言った結城歩の顔は何ともいえない顔をしていたけれど
私は僅かの望みが出てきた嬉しさが勝っていて、
その意味を理解しようなんて思いもしなかった…