ラブレッスン
『他のやつにも手が空き次第手伝ってもらうよういってあるから!

とりあえず隣の小会議室来て!』





相変わらず私に拒否権は無いのね。





でも、今回は機械の故障っていうトラブルのせいだし、仕方がないわ。





「わかりました。」






お弁当とアルバムをまたデスクの引き出しに戻す。





焦らずに家でゆっくりと眺めればいいのよ。





今は課せられた仕事をやらなくちゃ。






向かった小会議室には白岩チーフしかいなくて、

二人でやるには多すぎる紙の量に、私以外にも早く助っ人が来てくれることを信じて

1ページ目から順番に1枚ずつ取って冊子作りを始めた。




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