ラブレッスン
「由宇さん、部長と付き合い始めた自覚ないんですか?
せっかく気を遣ってわざわざ返しに行ったっていうのに。」
唐揚げに箸を刺して口に入れながら呆れたように言われる。
「う、うるさいわねっ!約束したでしょう?これから作ってあげるって!
それにアルバム返さなくちゃだし。あっ!そうだお金だってまだ返してなかった!!」
封筒に入れたお金を取り出して渡そうとしたのに、座ったまま背を向けられる。
『お金は受けとるつもりありません。
これからもお弁当作ってくれるというならそれ食材費にあててください。』
「ちょっと!こんなにかかるわけないでしょう?
受け取ってよ!」
『要りません。』
何が何でも受け取らないつもりね?
「わかったわよ。」
そう返事だけしてこっそりとアルバムの中に挟んでおいた。
せっかく気を遣ってわざわざ返しに行ったっていうのに。」
唐揚げに箸を刺して口に入れながら呆れたように言われる。
「う、うるさいわねっ!約束したでしょう?これから作ってあげるって!
それにアルバム返さなくちゃだし。あっ!そうだお金だってまだ返してなかった!!」
封筒に入れたお金を取り出して渡そうとしたのに、座ったまま背を向けられる。
『お金は受けとるつもりありません。
これからもお弁当作ってくれるというならそれ食材費にあててください。』
「ちょっと!こんなにかかるわけないでしょう?
受け取ってよ!」
『要りません。』
何が何でも受け取らないつもりね?
「わかったわよ。」
そう返事だけしてこっそりとアルバムの中に挟んでおいた。