ラブレッスン
沢木さんの質問攻めをかわすのにも疲れてきて、




沢木さんが電話を取った隙に席を立った。





お昼まではまだ時間も少しある。





今なら誰も喫煙室を利用してる人もいないわよね?





そう思って一服して気持ちを落ち着かせようと向かった。





喫煙室付近まで行くと、話し声が聞こえて、誰か使用してるんだとガッカリしてしまう。





誰かいたら入りずらいわね。
女がタバコ吸うなよって顔で見る人もいるのよね。





諦めて戻ろうとした時





喫煙室から私の名前が聞こえてきて、立ち止まってしまった。






< 41 / 360 >

この作品をシェア

pagetop