ラブレッスン
そんな時、話し声が聞こえて来た。




『えー?白岩チーフと?いいの?あんた結城くん狙ってなかったっけ?』




『だから、白岩チーフに色々探り入れてみようかなって。前に同じ営業部だったらしいのよ!』





答えた声は先ほど聞いた沢木さんの声。





なるほど。白岩チーフの誘いに乗ったのはその為だったのね?





やっぱり白岩チーフに彼女が出来るのはまだ当分先のようね。





ざまーみろ。なんて一人でほくそえんでたら





『それに冊子作りって、面倒じゃん?飽きるしさ〜

誘いに乗れば誰か代わりにやってくれるかもって思ってね。

遠藤さんが代わりにやってくれるようで助かっちゃった!』




……面倒って…それがあなたの主な仕事でしょうがっ!!




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