ラブレッスン
気づかれることなく企画部を出て、手に持ってた封筒を胸に抱いた。
しおりさえ戻ってきてくれれば、もう関わらなくて済むわ。
メガネは買い直せば済む事だし。
沢木さんにはお礼にメガネを欲しがってたからあげたって言い訳すれば通じるかしら。
しかし、結城歩のあの顔!
沢木さんに話しかけられてかなり困ってたわね。
ふふん。ちょっといい気味よね。
人の事からかった罰よ。
少しだけ勝ち誇った気持ちになりながら渡された封筒を開けた。
「……何コレ。」
封筒の中には美容室AQUA STYLE と書かれた名刺が一枚入ってた。
封筒を覗き込んでも、しおりは入ってない。
しおりさえ戻ってきてくれれば、もう関わらなくて済むわ。
メガネは買い直せば済む事だし。
沢木さんにはお礼にメガネを欲しがってたからあげたって言い訳すれば通じるかしら。
しかし、結城歩のあの顔!
沢木さんに話しかけられてかなり困ってたわね。
ふふん。ちょっといい気味よね。
人の事からかった罰よ。
少しだけ勝ち誇った気持ちになりながら渡された封筒を開けた。
「……何コレ。」
封筒の中には美容室AQUA STYLE と書かれた名刺が一枚入ってた。
封筒を覗き込んでも、しおりは入ってない。