近距離恋愛
第6章

雨なんて大嫌い




じみじみとしてきたこの頃。


「また雨かぁ…」


授業中、独り言を呟く。


「あ、そーいえば光希くんが呼んでたよ」

早苗ちゃんが、後ろを向いて話してきた。


ん?光希くんが?


私は、そのあとにノートを取り始めた。





どうしたのかな、光希くんーー。



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