近距離恋愛
「はぁ…最悪だぁ。」
そう言って、スーパーに寄った。
私が狙ってたトマトなど買いすぎて重くなってしまった。
「大丈夫だもんっ…これくらい行ける!」
自分に言い聞かせ、荷物を持とうとした瞬間、ひょいっと取られた。
「えっ??」
「ばーか、俺を頼れよ」
そこにいたのは、遥斗で。
「なんでいるの!?部活は!?」
「終わったわ。」
そう言って、二人で歩く。
「いつの間にか、遥斗大きくなっちゃって」
なんて、言うと、遥斗は少し悲しそうな顔をした。