近距離恋愛


次の日も、いつも通り学校に行く。


靴箱を開けると、大量の画鋲が入ってた。






な、なに…これ?



「ん?どうかした?」

遥斗が私に聞いてくる。


「あっ…ううん!用事あるから先行ってて!」

そう言って、遥斗を先に行かす。


だ、れ?


画鋲を取り出して、靴を履く。


どうしてこんなことするのーー?




私は、そこに立ち尽くしたまんまだった。

< 163 / 235 >

この作品をシェア

pagetop