近距離恋愛


「ふ、2人とも濡れてて大変!」

そう言って、私はタオルを持ってくる。

「はい、これ使ってね」


2人にタオルを差し出す。

「あ、ありがとうございます」

「さんきゅーな。」

お礼を言われると遥斗は実紅ちゃんをちらっと見て私を見た。

な、なに?


「こいつ、風呂入れてやって。あとご飯もな」

そう言うと、2階へと上がって行った。

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