近距離恋愛


「……あっつい。」

そう呟くと、遥斗が教室の床に私を寝っ転がせた。


「は、遥斗?」

びっくりする私に、遥斗は真剣な表情。


「……なぁ。優妃、お前俺の事男として見てねぇの?」






お、男?






「………み、見てるよ」

目を逸らす。


「んじゃ、なんでこんなところで脱ぎ出すんだよ」

そ、それは…

「暑かったから」

そう言うと、耳元で囁かれた。

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